AKATUKI JAPANは予想以上だった

バスケットボール バスケ

こんばんわ。神在です。

日本敗退から2日経ちましたね。

昨日も一昨日も試合を見終わって寝落ちしました・・・

AKATUKI JAPAN、残念でしたがこれが現在の実力。また4年後のロス五輪に向けてですね。

では今日はAKATUKI JAPANの感想ですね。

東京五輪とは内容の異なる3連敗

これは東京五輪とワールドカップ、そしてパリ五輪を見た人は感じるのではないでしょうか。

特に昔は前半頑張っても後半に一気に差をつけられ、ズルズルと20点ー40点差へと話されるシーンが目立ちましたが、ワールドカップで4Qの比江島選手や河村選手の粘りの経験から離されそうでも追いつくメンタリティーが芽生えた、それが今大会のAKATUKI JAPANのチームカラーになった気がします。

これもホーバスコーチの効果でしょう。

私はホーバスコーチが就任当初から河村選手に厳しく指導していたのが印象的です。代表入り当初の河村選手はアシスト優先、自らシュートを打ててもスコアラーにパスする傾向がありホーバスコーチはフリーで3Pを打たなかったらベンチに下げたり、打たない!と怒ったりしていました。

そして、そんな河村選手にアドバイスをしていたのが富樫キャプテン。東京五輪の時は富樫選手はキャプテンではなく、ホーバスコーチになってからキャプテンとなっていますが、これが的中したのもAKATUKI JAPANの飛躍の要因になったと思います。

本来なら同じPGで低身長同士、下手したらどちらかが代表から落とされるかもしれないライバル。そんな河村選手に富樫選手はオンコート、オフコート問わずアドバイスをしていたようです。

富樫選手は自身では声を出すようなリーダーではないと話していますが、悩んでいる河村選手だけでなく、NBAでメンタルの問題を抱えていた渡邊雄太選手にも定期的に連絡をしていたりとリーダーとしての資質が抜群にあると思っています。

世界の選手と対抗できるインサイド、八村選手、渡邊雄太選手、ホーキンソン選手、そして今大会ビッグブロックを決めた渡邊飛勇選手とドライブを中心としアウトサイドも打てる比江島選手、馬場選手、アウトサイドは相手にも特別なディフェンスを必要とさせる富永啓生選手、絶賛世界へ挑戦中のジェイコブス昌選手どのポジションでも守れてアウトサイドもインサイドでも点を取れる今大会世界にアピールできた吉井選手、最高の低身長ガードの富樫選手に河村選手。今回はなかなか自身のいいプレーが出せなかったが長身PGのテーブス海選手と今大会は各選手世界と戦う準備ができていたと思います。

富永選手や馬場選手の出場時間の少なさが話題になっていましたが、試合を見ていて自分が監督でもなかなか出しにくいなと思いました。どうしても競っていたり勢いがある時間にあえて富永選手を出せるかと言えば、若干ギャンブルだったかなと。出すなら1Q中盤から出してできるだけシュートを多く打たして後半の爆発に期待したいところでしたが、ブラジル戦では若干打ち急いでいたのかなと。そして、ベンチに座る時間にチームのいきおいが出てしまいあえてギャンブル的にアウトサイド主体の富永選手を出しにくくしてしまい、ベンチに長く座っていたことから1Qのシュートタッチからの修正が効きにくいから出せない。自分が監督ならなぁ、と思いながら見ていましたがそれでも出しにくいと思ってしまいました。

ロス五輪には富永選手の成長が非常に大事になってきます。ディフェンスに世界レベルのディフェンス相手でも自身でシュートをクリエイトできる能力、河村選手との合わせとまだまだ日本のためにできる伸びしろはたくさんあります。華のある3Pをうてる能力は彼の最大の魅力です。今大会の悔しさをまずはインディアナでのキャンプでぶつけてほしいですね。

そして、最後に彼を誉めたいです。河村勇輝選手。

あのマグジー・ボーグスもXで大好きと言っていましたね。W杯でもアイザイア・トーマスからも絶賛され、NBAでも認知度はかなり上がったと思います。ディフェンスでのハッスルもそうですが、やはりクラッチタイムでの勝負強さ。しかしNBAでクラッチタイムでシュートを打つまでにはかなりの信頼が必要なので、クラッチタイムで落ち着いたプレーをキャンプやプレシーズン(クラッチタイムで出れたらですが・・)でアピールして2WAY契約を勝ち取ってほしいですね。彼ならNBAでやれる、そんな期待を持たせてもらった大会でした。

本当に30年NBAを見てきた私からするとここまで世界と戦えていることがまだ信じられません。フランス戦、ドイツ戦もそうですが何度泣きそうになったか。同世代のバスケファンのみなさん、あの中国や韓国にかなわなかったアジアでも勝てなかった日本はもういません!期待してロス五輪までの過程を楽しみましょう!そして、今後日本人NBA選手がどんどん出てくることも楽しみにしましょう!

AKATUKI JAPANの選手、コーチ陣、トレーナや裏方の皆さん、本当に夢を見させていただきありがとうございました!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

オリンピックばかりの話題でしたが、今後はNBAの話題に戻りますね。ヘイワードの引退などまたいろいろと動きがありました。

そちらについても次回話していきたいと思います。

では、AKATUKI JAPANの皆さんお疲れ様でした。

また次回お楽しみに☆

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